THE JINRO ステージにみる、イケメン界隈の闇

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新感覚!スペクタクルステージ『THE JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!』

というステージが、コロナクラスターを起こしたことが日々ニュースになっている。

 

あれだけ注意しろと再三再四、口を酸っぱくして言われていたにもかかわらず、あまりにも杜撰な運営の仕方が次々と暴露されている事態。

 

これ関係の記事で常に顔写真が使われる「山本裕典」と「有村昆」はかわいそうだなぁとは思いつつも、体調不良者が出ている中、プロデューサー、演出、制作の誰も止めなかった異様さに、正直溜息ものだったりする。

 

あんなもの舞台でもなんでもない!

 

という意見はまぁ置いておこう。

そこは人それぞれだ。

 

ちなみに私は仕事柄この手のも含め有象無象の舞台を観に行っているが、こういった舞台は、いわゆる「2.5」ともまた少し違う。

2.5には明確な定義があるので、そこの枠からは外れた「ステージ」である。

 

これは余談の上に個人的感想だが、私の経験上、舞台のタイトル以外に無駄な装飾語が様式美の如くつけられた舞台は、終演後「?????」という気持ちでいっぱいになることが多い。

青春ラブストーリー映画の予告で、走って叫んでいるシーンがある映画はハズレというあれと似たような、私なりの格言である。

……参考にされたし。

 

制作は、普段韓流アイドルのイベントなどを制作している会社。

実績をみても、「舞台」というより「イベント」を制作している会社とみるのが正しいのだと思う。

 

あの手のステージを制作する際の手順はおそらく2つ。

①脚本家や演出家が出したテーマやストーリーに惹かれてぜひやろう!と、制作が動く場合

②面白そうな原作があるから舞台化したいと、制作が動く場合

③舞台をやりたい・やらせたいタレントがいて、このタレントで何かできないかと事務所主導で動く場合

 

である。

ちなみに2.5と呼ばれる舞台は、往々にして②になるだろう。

 

今回のステージは、観ていない分際でとやかく言うのは失礼だとは思いつつ、③ではないかと推測する。

要は、制作側も「金になるから動く」という部分があったのではないか。

何があっても、「上演しない」という選択肢は、最初からなかったのではないか。

 

 

起きてしまったことはもうしかたない。

時間は戻らないし、罹患した人たちの健康もしばらく戻らない人もいるだろう。

そして、反省だけなら猿でもできる。

 

今、制作がやらなければならないことは、包み隠さずすべてを話すことだ。

 

緊急事態宣言が明けて、おっかなびっくりではあるが、エンタメの現場はすでに動いている。

現場ではありとあらゆる対策をとっているのだ。

しかし、どんなに対策しても、それが正解かどうかはわからないのだ。

 

だからこそ、

稽古はリモートだったのかとか

対面だけどマスクをしていたのかいなかったのかとか

マスク+フェイスシールドもしていたのかいなかったのかとか

本番はどうやってお客様を入れて

どんな形で観劇してもらったのかとか

演者はどのようにステージに立っていたのかとか

そういったありとあらゆることを制作が詳かにすることが、演劇界、エンタメ界へのせめてもの償いだと思う。

 

今は、観劇していたと思しきお客様が、こんな感じだった、あんな感じだったとバラバラとお話ししている状態で、いやそうじゃなかったという方も中にはいる。

制作が発表した情報とは違う情報も出始めている。

 

もし、保身から真実を出し渋っているのだとしたら、ぜひエンタメからは身を引いてほしい。

エンタメは、今どこも死に体だ。

正解を、みんなが手探りで探している状態なのだ。

そこに協力できないのなら、廃業一択だ。

 

どうか、詳かにしてくれることを願う。