2019.03.18(月)【ドラマ感想】NHKBSプレミアム『小吉の女房』

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最初に言っておくと、私は無類の「時代劇すきー」だったりする。

 

就学前から、ひいばあちゃんの部屋で一緒に、ありとあらゆる時代劇をみてきた。

当時だと、

まず代表格は、TBSナショナル劇場の『水戸黄門』『大岡越前』+α。

 

TBSは、なかなか盛んで、いろいろな時代劇を制作していた。

まぁ、フォーマットはだいたい同じだったけど。

いわゆる「TBSドラマ」のフォーマット。

有象無象出てきて、割台詞で喋るみたいな。

大岡越前』に関しては現在、そのフォーマットごとNHKに移管されている。

 

フジテレビは、鬼平藤枝梅安など、硬派な作品が多かった。

剣客商売はまだ続いているね。

 

日テレは、どちらかといえば青春ドラマ×時代劇みたいな感じの作品が多い印象。

私の『銭形平次』ファーストインプレッションは、この日テレ版。

主演は、風間杜夫

みんな「銭形平次大川橋蔵」っていうんだけど、オンタイムでみてないからね。

こればっかりは仕方ない。

 

テレビ朝日も面白い作品を作ってた。

有名なのは『暴れん坊将軍』ね。もちろん、みてたよ。

でもね、好きだったのは『三匹が斬る!』シリーズ。

主演が、高橋英樹役所広司春風亭小朝、当時まだアイドルだった長山洋子の印象が強い。(別の女優さんも演じられていたらしい。)

 

テレ朝はその後も比較的、見やすい時代劇を放送する枠が残っていて、高校くらいに放送していた『八丁堀の七人』が、実は大好きだったりする。

最後スペシャルでいいから1本やってほしかったなと、いまだに思っている。

だってオチついてないじゃん。

 

それぞれの時代劇で、結構覚えている話とかも多くて、再放送されていると、オープニングをみただけで、展開とオチがわかる、古めの作品も多かったりする。

(その才能を別方面で活かせないものか。。。)

 

昨今はテレビ時代劇が少なくなってきてしまって、非常に残念に思っていたりもする。

 

さて。

前置きが長くなってしまったけれど、そんな「時代劇すきー」の私が、心の拠り所にしているといっても過言ではない(いや、多分過言だ)、NHKBSプレミアムの時代劇枠。

 

今回は、『小吉の女房』。

山本むつみ先生の、完全オリジナル作品。

 

山本むつみ先生は、言わずと知れた有名脚本家で、NHKでいったら『ゲゲゲの女房』とか、大河ドラマ『八重の桜』とか、そのほかにも多くのNHK作品に関わっている。

デビューがNHKだからね。

『八重の桜』も好きよ。戊辰戦争終結までしかみてないんだけど。

 

主人公は、勝海舟

…ではなく、その母と父。

 

勝海舟ものといえば、『父子鷹』が有名で、現在の松本白鸚さんと幸四郎さんでやった日テレの作品が、私にとっては印象深い。

 

最初聞いた時、『父子鷹』を下敷きにしつつなのかな?と思ったら、とんでもない。

勝海舟が残した、父や、母を評する文章や、小吉が残した文章から、完全オリジナルで描かれた作品。

 

ホームドラマとして、テンポがだいぶゆっくりになってしまう回もあるのだけど、全8回しかないし、なにせ主演の沢口靖子の美しさでオールオッケーという感じ。

そして話毎に書かれる、沢口靖子の美文字。

 

父の小吉役は古田新太

破天荒さがぴったり。

 

麟太郎は、途中から鈴木福

そして、遺作…ではないのかな?江波杏子が沢口のおばあさん役で、めちゃくちゃいい。まさに、Theいじわるばあさん。

 

いじわるばあさんと、養子である小吉の小競り合いもなかなか面白かったんだけど、

最終話でその、いじわるばあさんが亡くなった時、今まで「ばばぁ」と呼んでいた小吉が「おふくろ様」と呼んでおいおい泣くシーンにグッときてしまった。

さすが古田新太。うまいなぁ。

 

完全オリジナルでここまでできる山本先生がやっぱりすごいし、NHKの回数っていい感じだよねって思う。たまに中途半端な回数だなとは思うけど、絶妙なんだなと。

 

民放もクールにこだわらずに作ればもう少しマシな作品増えるかね?

 

次のBS時代劇は何がくるかしらね。