2016.2.4(木)「弱い人だから」は免罪符にはならない。

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強い人間なんていない。

人間、弱い部分は必ずある。
それを時に見せないように、時に努力して克服する。
「強い人」と評される人だって、結局はそんなもの。


清原さんはなんであんなんなっちゃったんだろう。


覚せい剤なんて代物は1番最初に手を出すようなものじゃないから、だいたい合法的、もしくは日本では非合法だけど合法な国もあるっていう範囲の合法さがあるブツから入ってくわけだよね。
たいていの場合は大麻がジャンプ台でしょ?
その大麻の前はタバコね。

タバコ→大麻覚せい剤

的な流れがなんとなくあると思うんだけど。
タバコから大麻に行く人は増えているといってもまぁ限られてるでしょ。
みんながみんなその道を進むわけじゃない。
そこの壁は高いよね。人間は理性の生き物ですから。

でも大麻に行った人はその先にいく確率が高いよね。

清原さんの場合は大方興奮剤が入り口ってとこ?
興奮剤→覚せい剤で逮捕された同僚がいましたよね。
ほぼ同じ時期に巨人軍にいた某投手。
ってことは巨人に行ってからってことになるのかしら。

巨人も懲りないというか…。
賭博の次は薬物ですか。。。

桑田さんのインタビューが切なすぎて、見てて泣けてきた。

昔から桑田さん→清原さんは「キヨ」って呼ぶのに清原さん→桑田さんは「桑田」って呼ぶのがちょっとだけ気になってたんだよね。
桑田さんから清原さんには壁はない感じで接してるんだけど、清原さんから桑田さんへは若干の壁を感じるというか。



ここからはただの想像ね。

PLのときから「桑田真澄という存在」がずっとコンプレックスだったんじゃないかな。

人間は常に何かしらのコンプレックスを抱えているものだし、他人から見れば「そんなことで?!!」と言われるようなことも、本人にとっては大きな問題だったりすることがある。

PLに入る前は自分が日本で一番と思っていたのに同じような天才がいた。
相手を認める自分と、悔しくてたまらない自分がいる。
まず1つ目の挫折ね。

骨折した後はしっかり治せばそこの骨が強くなる。
でもこの1つ目の心の骨折状態をきちんと治せなかったんじゃないかな。
「大丈夫、こんなの痛くない。痛くない」って自分に言い聞かせ続けて、自分をごまかして、野球に打ち込んだんじゃないかと思う。

努力して素晴らしい記録を打ち立てて、いざ希望の球団へプロ入りしようと思ったら自分のコンプレックスの元凶にその席を奪われた形になってしまった。2つ目の挫折。

結局西武に入ったわけだけど、そこでも素晴らしい記録を残して、あっと言う間にスーパースターになった。
その原動力は桑田さんへのコンプレックスじゃないかな。

それと、自分ではなく桑田をとった巨人を見返してやりたいっていう一心。

その後晴れて巨人軍に入団するけど、巨人軍でのプレッシャーって外様は経験したことのないものだっていうよね。
今でも村田さんはよく吐きそうになってるじゃん笑
生え抜きだって相当だと思うけど、別の球団で大活躍していた選手だと「巨人軍」っていうプレッシャーは凄まじいんでしょ。

清原さんもそうだったんだと思う。
だから体を鍛えて、大きくして、本当は何度も心が折れてボロボロなんだけど、そんな自分を見られたくなくて、気付かれたくなくて、厳つくしていった。
でもその鍛え方は素人の私が見ても野球人には不要な鍛え方だったもの。

そんな明後日の方向に行ったらコーチの話だってこないし、コーチの話すらこないのに監督の話なんてくるわけがない。
でも自分の中では「あんなに努力したし、活躍したのになんでだ!」って気持ちがあったのかな。

現役時代に使っていたであろう興奮剤は引退したら必要ないけど、ものすごい虚無感があって、その隙間を埋めるように薬にはまっていった気がする。


コンプレックスはたくさんの挫折から形成されるものだと思っている。
子供時代にはコンプレックスなんてないでしょ。
成長するにしたがって、自分の生活環境が変わっていくにつれて、自分を取り巻く人間関係が広がっていくにつれて徐々に、徐々にコンプレックスが形成されていく。

でもね。
「コンプレックス=嫌い」っていう図式は成り立たないと思っているの。
むしろ「=好き」なんじゃない?
そうなりたくて、何度挑戦しても自分がそうなれないのが悔しくて、それがコンプレックスになるんでしょ。

「コンプレックスの克服」って、もちろん打ち克つっていう意味もあるだろうけど、『受け入れること』っていう意味が強いと思う。
あの人みたいにはなれないけど、自分の強みはこれ!って言えるようになることが克服するってことだと思う。

清原さんは『克服』できなかったのかな。


清原さんはね、決して桑田さんのことが嫌いなんじゃないと思うよ。
むしろ好きだと思う。尊敬してるんだと思う。

「スポーツマンは暴力やドラッグから一番遠いところにいなければならない」と言った桑田さんは、清原さんの周辺にいる人たちが反社会的な人たちが多いということも、合法か非合法かはわからないけどドラッグをやっているということも知ってて言ったんでしょ、たぶん。

それに対して「関わらないでほしい」って言った清原さんはこれ以上自分に近づくと桑田さんまで引きずり込んでしまうんじゃないかと思ったんじゃないかな。
めんどくさい、嫌いっていう気持ちがなかったわけじゃないと思うけど、それ以上の何かがあったと思いたい。

週刊誌にすっぱ抜かれたときは、薬をやめようと思って入院したんだと思うし、そこでうまくいかなかったから余計反動が大きかったはず。
こつこつ築き上げてしまったコンプレックス病は治ってないんだもの。

コンプレックスが強すぎる人は被害妄想にもなりがちでしょ。
具体的なものへのコンプレックスが、自分自身をすべて否定するような考え方を持つようになる。

自分の味方は誰もいないって思ってたんじゃないかしら。

あんなにたくさんいるのにね。
なんで気づかないんだろうね。
桑田さんも、大魔神も、中居さんもみんな味方だったのにね。


薬は自分の力だけでは克服できないっていうよね。
自分を必要以上に大きく見せたがってた人が他人の力を借りてでも克服しようと努力できるのか。

野球人としての復帰はかなわないかもしれないし、タレントとしてもわからないけど、次の就職先が「構成員」っていうのはやめてほしい。


がんばれ、キヨ。
自分を変えられるのは自分しかいないよ。